2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ほたるいかと言えば、富山の滑川、新湊、魚津を連想する。 朝というか、うし三つ時のほたるいかの、神秘的な漁に一度は体験しててみたい。青緑色の発光している様は、天然記念物にされるほど、まるで海のオーロラ。ほたるいかは、沖漬、黒作り、酢の物、ぬた…
午前中、キュウリを植える。今日も風がやたらと強い。 屋外を断念し、育苗室でぼかし肥料を作っていたスペースに植え付け。 品種は、シャキット、加賀節成、の2種、18本。この楽しさは何?農家の家庭菜園って最高。金子さんの「有機家庭菜園」のキュウリ…
今日は朝から晴れ。早朝から、トマト苗のみずやり、さつまいもの管理を終え、私の家から一直線の能登海浜道路に乗る。目指すは猿山岬灯台。 だが乗ったはいいが、道順で妻R子と食い違う。私の行き当たりばったりの計画に腹を立てる。ま、毎度のこと、知らぬ…
今日金沢、5℃、雪が降った。寒い。 もうじき植えるトマトも震えている。1日じゅう、さつま芋の出荷作業。 母はいつも4時ころに仕事を終えるが、私は、マントラ、キーシン、を聞きながら、黙々と箱ずめ作業。 6時ごろ腹減り、疲れ、もはやファーマーズハ…
私のニックネームである、ダリア。 そのダリアの栽培に昨年、はまった。 しかし球根の温度管理が高すぎたのかしわしわになり、絶滅状態。今年は植えるつもりはない?夏に咲くには咲いたが、ほとんどがカナブンに花を食べられた。 ほがらか村に恐る恐る出荷し…
2年前の春に妻R子がパリへ行った。彼女のお土産はマルシェの写真、私は大満足。行った気分になってしまった。妻R子曰く、パリで一番大きいといわれる、バスティーユのマルシェ。 これは何の野菜かな?マダムこれは何ですか? チコリにカルチョーフィ、カリ…
去年の今頃、エムザのチーズ売り場のMさんと立ち話をしていた。 「来年パリに行って、農業市を見学したい。」と言ったら、 Mさん「私何回か行ったけど、チーズ、ワインが飲み放題で、も最高。」なおさら私の心を掻き立てた。私の夢は、パリに行くこと。目的…
テレビでおなじみであった、元NHKのワシントン支局長、手嶋龍一。語り口調は好きだった。 彼は今、外交ジャーナリスト兼作家となっている。最新作は「スギハラ・ダラー」。 なんと金沢の東山、それもひがし茶屋街が舞台となっている。「スギハラ・ダラー」の…
昨日から、残り少ないさつま芋の出荷作業に追われる。 冬の間、自前の定温貯蔵庫に保管している。 温度は13度から15度の間。芋床の作業も終わり、あとは出荷するのみとなった。 私が小学生から聞いていた、MROラジオ。 農家にとっては欠かさないのがラジ…
3月下旬というのに今日もとても寒かった。 今週雪マークの天気予報、どうなってんの、桜はまだかいな。 この季節、春が待ち遠しい歌、「春はうれしや」「梅は咲いたか」などなど春の江戸端唄は多い。妻R子は江戸端唄を10年近くお稽古していた。毎晩、毎晩…
ここ2,3週間仕事に追われた。右の肩や足が重くなり、整体に行った。 年に2回は行く。体が資本の農業。労わってやらないと。帰りにデパ地下でお買い物。 例によって、私の野菜を陳列している(有機ベビーリーフは終了、今夏より有機ミニトマト)エムザの売り…
私が農家を継ぐ前、亡き父から直接的に言われていないが、隣の農家に(経済的にだと思うが)勝て、というニュアンスのことを教えられた。 弱小農家が大農家に勝てるわけがない、心意気の面であろうか。オケラ農家といえども、プライドが高い。 農家は、牧歌的…
今日も雨、風強く久々農作業を休んだ。昨晩の「仮名手本忠臣蔵」見すぎで寝不足。1日おさぼり、いいんじゃない。 朝からまたテレビ、「課外授業」を見た。今日の先生は、千利休の再来?といわれる、武者小路千家の次期家元、千宗屋。 学生の時、散歩の途中…
私の温室の、右隣のそれは、4世代が同居する、大農家の持ち物。左隣のそれは、花農家さんが営んでいた。 奥さんを先に亡くされ、後継者もいない。しばらく、廃墟と化して、荒れ放題になっていたが、昨冬より、 企業の制服を着た社員らしき輩が、ボウボウ伸…
今日の気温の予想、23度。朝から、高温対策に大わらわ、風強し。朝のうちくもり。 やっぱり、11時ころから、ぐっと上昇。 温室の有機トマトの準備は大体、整い、いよいよ、芋畑に取りかかる。 トラクターで畑をおこすと、必ずと言っていいほど、ハトやカ…
我が家の前に、突然バス停が現れた。びっくりした。これで片町で飲んでも家に帰れるぞ。おれのバスだ。 何のことはない。2年前に近くに、コマツ金沢工場ができた。小松市の本家小松工場が閉鎖。 500人近くの従業員が大挙して、金沢工場にやってくる、と…
15年くらい前、イタリアミラノの種苗会社から数種類の野菜の種をとりよせた。 プンタレッラ、カーボロネッロ、セルバチカ、チーマデラパ、ストリードーロなどなど。 そのストリードーロが、自生して、毎年可愛い花を咲かせてくれる。 このストリードーロの…
「おれのモーツァルトは、トマトにきかせない」 今日はフヨウノウミンさんの真似をして、MDでモーツァルトを聞きながら、圃場番号10730を一日中水まく。普段トマトの栽培中は、CDラジカセで音楽を鳴らすが、さすがに温室は、熱く、毎年機械が良く壊れる…
あと4年後に金沢に新幹線がやってくる。 そのため、路線のダイヤ等で新潟県に多大な影響があるという、2014年問題。しかし北陸の都、金沢としては、大いに歓迎されるトピックスだろう。 どれほどの人の波が押し寄せてくるのか、私にはわからないが、確…
毎年の有機農産物の検査機関である、石川県の講習会に参加した。 全国で石川県のように行政機関が認定機関であるのは、3県だけ、あとは民間の機関であるという。 どうりで毎年の検査料が、他と比べて安いはずだ、その点良かった。 でも毎年のように担当者が…
今度のゴールデンウィーク、金沢では、町をあげて、クラッシックに酔う。ただしクラッシックに興味のある人だけ。 幸い私は、大いに興味がある。特に大学生のころは明けても暮れても、グリークラブ。そのライバル的存在であった、早稲田大学グリークラブの現…
久しぶりの天気に大慌て。きのうようやく完成したさつま芋のメリクリン苗の水耕栽培。 ポリをかけたまま、ほがらか村へ、今春最終のベビーリーフを出荷した。 帰ってみると、40度近くの温室、苗は焦げ付き寸前。危ない、危ない。今春最後のベビーリーフ。…
先月育苗室に、昨年の芋床の後に、小松菜をまいてあった。ほ がらか村に出荷したり、自給野菜として、冬の間、とても重宝した。 もったいない話だが、今年の芋床の準備のため大量の小松菜を、緑肥にでもと思っていた。 その時、近所のIさんが来て、もったい…
一年もさよなら公演をやってきたが、来る四月、本当のさよなら興行が始まる。 第三部の演目と配役を見て仰天した。助六 団十郎 まだ生で見たことがない、団十郎を拝まないで死ねようか。 揚巻 玉三郎 三回生で見たことがある、揚巻はこの人以外にはありえな…
昨日からの雪で面喰った。10センチくらい積った。重たい雪。圃場番号 10740、10760に施肥。 肥料の内容は、私独自の配合によりベラベラ書かない、いわゆる企業秘密ならぬ、農家秘密。 もちろん有機JAS適合肥料だから、化学的なものは一切入ってませんとい…
昨晩のアカデミー授賞式の見すぎで、朝起きたら9時。なんと積雪。 事実は小説よりも奇なり。ドキュメンタリーの部門で、ノミネートされた、「フードインク」。 さっそく検索してみたが、畜産業の「未来の食卓」?版らしい。 大量生産、大量消費の弊害。自分…
東京三鷹市の直売所。 ほとんどが個人経営の直売所。驚きは自動販売機。 100円を入れると、朝採りの大根が出てくる。不思議、1回体験してみたい。
今朝、ほがらか村へ、いつもより早い9時前に出荷した。久しぶりにT君と会った。彼は私が尊敬する有機農家である。 私より年下で、ほがらか村にとっては彼は貴重な農家であり、存在は大きい。私の野菜みたいに小細工はしない。王道の野菜で勝負する。 夏野菜…
この時期は、別れの季節。卒業式たけなわである。 今から思い出すと、大学時代の良き思い出は、クラブ活動のみ。学業の記憶はない。 合唱で明け暮れ、切磋琢磨した4年間。グリークラブの最後のコンサート、フェアウエルコンサート。 コンサートの最終章。我…
ほがらか村のバックヤードに近い一画に、野菜の墓場がある。売れ残った、野菜である。 次の日の午後3時までにひきとりにこないと廃棄される。 生産者にとってやるせない気分にさせる。 そこをのぞいてみると、なんでこんな野菜が残ったのだろう?と観察して…