日本てぬぐい

金沢の空もおお泣き巨星逝く

うそでしょ?そんなことってありえない! 農作業で日ごろ使っている手ぬぐいの中に、中村屋の手ぬぐいが4本もあった。 頭に巻き、首に巻き、腰に巻き、そしてもう一本は、ぼろぼろ落ちる涙を拭う。 今宵は酒飲みながら、DVDやら、録画していた歌舞伎をみ…

風の盆踊り終われば秋モード

9月に入ったとたん、食べ物が急に美味しく感じる。 昨日の食堂でどんぶり飯の大を頼んだのに、全然足りなかった。妻R子が急に大きくなって、デブになる!と、私を非難する。 これからいも掘りが控えているからしかたないか、って上げたり下げたり、いい気…

次世代の日本が目指すは脱エナジー

Sさんのお葬式に出席するため、早朝畑へ早出仕事。自宅に戻ったらあられの嵐と雷。寒い、寒い。 福島、宮城の難民は全国に散りじりばらばらになっている。 首都東京もいろんな機能を集中するのを避けて、地方に分散化しているように見える。今回日本に襲っ…

「あんたが一番幸せやわいね」

こないだのお葬式で、2日間とも受付をしていたので、たくさんの親戚の人たちに会ってとても疲れた。母の姉が天国に召されたわけだが、あの年代になると悲しくて泣くという行為は全く見られなかった。 私の母が、後に残された3人の兄弟の年長になったからか…

金沢おどり

9月23日から始まる、金沢おどり。 6、7年くらい前から始まったと思う。行ったことはないが京都の都おどりを意識して張り合っているな。 http://kanazawa-enyukai.com/kanazawa.html金沢の3茶屋、ひがし、にし、主計町の芸妓さんが、総出演する。今年は…

歌われよ わしゃはやす

越中おわらの風の盆の季節がやってきた。おわらの思い出は数多くある。亡き父が富山県生まれなので、おわらにはとても親しみがある。 歌好きだった父はしょっちゅうおわらを歌っていた、いわゆるオハコだった。 私が小さかった時に、父母に連れられて、八尾…

加賀野菜の手ぬぐい

東山の手ぬぐい屋さん、今日香で加賀野菜の手ぬぐいを買った。 前のが禿げて、図柄がなくなったため、二本目だ。緑は、加賀太きゅうり。紫は、加賀へた紫なす。赤は、打木赤皮かぼちゃ。からし色は、加賀れんこん。さて、どん尻にひかえしは、栗より甘い十三…

鯉のぼりの日

今日はきりりと鯉の、登りの絵柄でお仕事。 この間金沢のリファーレの裏にある、手ぬぐい屋さん「西門」で買った。「ご主人、なんだかえらく若くなられましたね?」と、私が言うと、 「私、弟です。」びっくりした。 案の定、奥から貫禄のあるお兄さんのご主…

今が旬の竹の子の手ぬぐい

金沢の駅の近く、手ぬぐい専門店の「西門」で手ぬぐいを買った。 こういう大柄の絵柄は初めてかもしれない。 小さな柄ものばかり買っていた。どうりで、仕事がせせこましいな。 手ぬぐいの柄が原因だったかも知れない。今が旬の竹の子の柄。これを締めて、さ…

日本手ぬぐい その8 スギハラ・ダラー

テレビでおなじみであった、元NHKのワシントン支局長、手嶋龍一。語り口調は好きだった。 彼は今、外交ジャーナリスト兼作家となっている。最新作は「スギハラ・ダラー」。 なんと金沢の東山、それもひがし茶屋街が舞台となっている。「スギハラ・ダラー」の…

日本手ぬぐいその7 フリョウノウミンスタイル

「おれのモーツァルトは、トマトにきかせない」 今日はフヨウノウミンさんの真似をして、MDでモーツァルトを聞きながら、圃場番号10730を一日中水まく。普段トマトの栽培中は、CDラジカセで音楽を鳴らすが、さすがに温室は、熱く、毎年機械が良く壊れる…

歌舞伎座さよなら公演いよいよ大詰め 日本てぬぐいその6

一年もさよなら公演をやってきたが、来る四月、本当のさよなら興行が始まる。 第三部の演目と配役を見て仰天した。助六 団十郎 まだ生で見たことがない、団十郎を拝まないで死ねようか。 揚巻 玉三郎 三回生で見たことがある、揚巻はこの人以外にはありえな…

直売所 その6 北国新聞の記事より 日本手ぬぐいその5

今朝の北国新聞(吉免宏樹記者) 今年半年のうちに富山、石川で、少なくとも新たに6店舗オープンする。3/20 富山市中央通りの「てるてる亭ほくほく通り」に富山産直市場。 4月 小松市道の駅 こまつ木場潟に「旬菜市場じのもにや」 黒部市の道の駅うなづきに、…

日本てぬぐい その4

ご存知18代目、中村勘三郎。 昨年9月金沢城へ、2人のご子息を引き連れて、鏡獅子を舞った。 私は昨年歌舞伎座で初めて、忠臣蔵の舞台を拝見した。 私も彼は大好きな役者だが、まわりの客席のお姉さま世代の大興奮に あらためて彼の人気の高さをうかがい…

海老蔵ご婚約おめでとう 日本てぬぐい その3

襲名披露の演目 「勧進帳」父団十郎との幻の共演。一生忘れられない名舞台。河東節の前奏曲で始まる 「助六由縁江戸桜」。揚巻は、ご存知、大和屋、坂東玉三郎。「江戸紫の鉢巻きに、髪はなまじめ、それ、刷毛先の間からのぞいてみろ」 「安房上総が浮世のよ…

手打ちうどん 日本手ぬぐい その2

1月25日。比企のスローライフ探訪ワークショップで生まれて初めて、手打ちうどんを作った。 頭には最近お気に入りの手ぬぐい。 気合十分。 埼玉県が認定する、「ふるさとの味伝承士」のお姉様の指導を受け、グループ8人で。 この地域の地粉を使い、格闘。…

日本手ぬぐい その1

いつも農作業するときは日本手ぬぐいを被る。 前はキャップだったが、毎日洗えるのでとても重宝している。歌舞伎好きとあってほとんどが 歌舞伎柄。 このてぬぐいは、ご存知、中村福助(九代目)。屋号は、成駒屋。昭和35年生まれ。 今年の歌舞伎検定の問題に…