ああいやだぶり大根で目が覚める

部屋中、ぶりの匂い。わが家は気密性がいいからね。

先日、いきいき魚市で買った鰤あらで、妻R子様に、今日は私が肴を担当!と豪語したまではよかったのだが。
ぶり大根のレシピを見ながら、ぶり大根に挑戦した。



まずは血の滴るぶりあらを湯通しして、ある程度臭みをとる。
大根は、金沢の名産、源助大根を、3センチに切る。
煮崩れせず、美味しく仕上がるはずなのだが。
圧力鍋で調理、惜しげもなくレシピよりも 純米酒をたっぷり注ぐ。醤油、砂糖、水を入れ火にかける。


写真では大根が入っているが、いったん大根をとりだし、ぶりあらだけを煮る。
いったん、、圧力を抜き、再び大根を投入。試行錯誤。



成功したのか失敗したのかわからない。
恐る恐るぶりをいただく。
骨がとろけて、美味しい。
こよいの美酒は、父の生まれ故郷の地酒、「成政」。
な!にアクセントを置いて、「なーりまさ」と、発音していた、懐かしい限り。
これを飲むと、父を思い出してはうるうるくる。

でもよく考えたら、ぶり大根ではない。なぜならぶり大根は、大根を食べる料理。
肝心の大根はちっちゃくなって焦げたみたくて、苦い。
火加減が難しい。失敗は成功のもと。
今度はビタクラフトでじっくりと煮るぞー。


でも失敗したけど、十分美味しゅうございました。
なにせ自分で作ったからね。(笑)