大和屋がとりを勤める昭和の日

お昼すぎバスで金沢歌舞伎座へ、邦楽舞踊特選会を見に行った。
やっぱり師匠は一番上手かった。筝曲「滝の白糸」はびりびりしびれっぱなし。
隣の青年と会話する、彼女が日本舞踊を習っていてその先生が次に出演するという。
その先生というのが、きゃー藤間寿。美人に化粧すればもっと美人になる。
おまけに踊りがお上手のなんの。素人でも分かります。
とりは三津五郎、それに巳之助。
「舌出し三番叟」、長唄と清元の掛け合い、贅沢でお目でたい、三津五郎が舌を出したところで客席が沸いた。
さすがは踊りの三津五郎というだけあって素晴らしかった。

満足、満足。




歌劇座のロビーはきれいどころのオンパレード、胡蝶蘭や花束の量もはんぱじゃない。そそくさと会場を後にする。


久々の夜の香林坊。どこかおもしれーとこないかと飲み屋を探す。
町屋を改築した「らくや」さん、東北のお酒あります!の看板にひかれて入店。光に誘われた夜の蛾みたいだな。




いきなり、南部美人あさ開を同時に注文。奥さんに笑われちゃった。
東北のお酒の話題で大いに盛り上がる。
他に、花泉、国権、大七、末廣、夢の香、奈良萬が鎮座。
あては、こごめの酢の物と冷奴と、ガス海老の串焼き。



ほたるいかと竹の子のぺペロンチーノで締め。

とても美味しゅうございました。料理よし、お店よし、女将よし。
ランチにでもまた来よう。