金澤の町屋の魅力再発見

横殴りの雨。もういい加減に勘弁して、というに。例年なら、いも掘りも終わっているのに、黄色信号。
妻R子は、大学祭でお休み。「どこでも連れってあげる」と言うので、私のリクエストで、雨の中おデート。
まず訪れたのは、尾張町の「ファヴォリ」という焼き菓子のお店。


文化財の旧呉服店を改装した、母娘がやっている。店内はかわいいというか、一見の価値あり。

ここの敷居は高い(笑)、まずは靴を脱ぐ。
居並ぶ焼き菓子、食事パンにも目を丸くした。こんなのみたことない。国産小麦など材料もこだわり。



美味しい!店名はフランス語でお気に入りという意味。これから甘いもの食べたくなったら、私のfavoriに直行しようっと。




もう一軒。
金沢で和菓子の魅力に取りつかれ、老和菓子店が群雄割拠する金沢で、若いご夫婦が東山でお店を構えている。三重のお店を閉店してやってきたのだから、驚き。
月天心」。

洋菓子ばかりがお菓子?というご時世に、若い二人の挑戦に期待したいと思う。

豆大福とお抹茶でまったり。妻R子はどら焼きのセット、香ばしい皮、美味しゅうございました。
早速、お正月用に上生菓子を予約注文した。お正月取りに来るのが楽しみになってきた。



「金澤町屋」という言葉をはじめ聞いた。昭和25年以前の木造住宅(ぼろや)らしい。

もう古くなったからといって町屋に住まず、マンションや郊外の新興住宅団地に移り住む。
金沢も例外でなく、町の中心部はとても寂しい感じになってきた。
町屋の価値の再発見、というか町屋の継承がエコに繋がるという風潮が最近出てきたのはいい。
でも、改築は相当お金がいる、行政も援助しているみたい。

若い人たちが町屋の魅力をお上手にアピールしている、上の2軒も素晴らしかった。
細い路地を車で移動、残念ながら駐車場があまりない。その辺が整備されたらな。



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