ドラマチック!信じていれば伝わった

先日有機JAS農産物の講習会石川県庁であり。
今年のトマトをかねてから、新しい売り込み先を考えていた。
市場に出荷しようか、H青果か、以前取引のあるM青果か、はたまた直売所?
ていうかここしかない、M青果!有機農産物の小分け業者だし。
営業に行く資料として販売計画書を書こうと思っていた矢先、
偶然にもそこの社長が、私の隣に座ったのだ。
これは天からの思し召し。(笑)
講習会そっちのけで、販売計画書をその場で書き上げる。
「トマトを今年お願いしたい」と申したところ、「なんぼでも」というご返事。
ていうか、計画書などいらなかった。(笑)


次の日の朝、さっそく別会社の社長と、商品開発のイケメンがやってきた。
育苗室に案内するや、トマト苗をばしゃばしゃ写真撮り、ぼかし肥料やきったない私の写真も。
ビーリーフのほ場に案内するや硝酸態窒素を測らせてほしいとのことで、1P持ち帰る。
後で電話あり、会社で調べてみたら、興奮気味の社長、「1400!しかない!」と声を震わせていた。
「それっていいの悪いの?」そんな程度の私の知識。3000もあればEUでは出荷停止になるらしい。
日本ではあんまり知られていない野菜の思はぬ真実。
ともあれ、一声かけただけで、とんとん拍子でことが運び、これってすごいよね。




硝酸態窒素はこれからの野菜の価値基準になるみたい。

もし今年うまくいけば、小規模農家の私たちにとって収入が増えることはうれしくもあり、
かたや地元のスーパーや直売所を通り越して、一極集中型の東京などで消費されるのか?
と思うと、忍びない、悲しくもあり、ちょっと複雑。



なにはともあれ、腹が減っては農業は出来ぬ。
R子様が植えたブロッコリーとプチベール、うまっ!
塩麹に漬け込んだ豚肉も絶品。





日本酒が切れたので、久々ワインをいただく。





トスカーナワイン、美味しゅうございました!
ちょっと気分がいいので、日本酒を大量にネット注文。
さああ、頑張るぞ。