甘風に揺れる宝石「ルビーロマン」

先日、Oさんから紹介していただいた、石川県砂丘農業試験場へ行ってきた。
ここはあの石川県の宝、「ルビーロマン」が、おぎゃあと生まれた、いわば実家。



いきなりルビーロマンのファミリーたち発見。
試験場の方に農場を案内させてもらった。
「1万、2万、3万、・・・・」数える、数える。お金がぶら下がっている。(笑)
http://www.is.zennoh.or.jp/rubyroman/





今年の初値も、20万以上で競り落とされた。過去に50万という高値も、たったひと房が?ひと粒2万円?
宝石より高い。


でも平均でひと房1万円はする、ひと粒は600円くらい?
なんで?その理由を尋ねてみると、

まず栽培が難しいこと。苗木から収穫できるまで3年かかる、どんとかまえなくっちゃいけない。
そして出荷基準が厳しいこと。
まずは糖度18度以上、粒の直径が3センチ以上、巨峰の2倍、
色、形も見栄えも当然、重さも大事。
ルビーロマンの生産者でありながら、出荷できない方、多数いらっしゃるということ。
苗木は門外不出。
誰が買う?超高級ブランドぶどうなのだから、首都圏のセレブ達がお客さん、つーこと。
金のない地元の貧乏人は関係ない代物。
規格の検査に不合格になったものは廃棄処分って言っていたけど、ブランド維持のためには仕方がない、
っていうことだった。
でも規格にがんじがらめになって、何かおかしい。
スーパーのショーケースにきっちりまっすぐ入れるためのきゅうり栽培と根本は同じ。

なに?作っていても、売れない?
そんなぶどうの栽培、やーめた。ミニトマトに専念しよう。だって王様のような性格じゃないし。







日本で、て言うか世界でたったひつだけの苗木圃場!





最近のはやりはシャインマスカット、アルバイトは食べれない(笑)。
これ皮ごと食べてもOKだって、この前買ってきたの皮剥いていた、残念。
パキッ、シャキッの食感が売り。植えるのはこれにしようか。


お昼は、富山が誇るブラックラーメンを食べる。





魚醤を工夫して、氷見の煮干しからだしをとったスープ。
東京ラーメンショー3年連続売上ナンバー1の実力。
久しぶりに食べたけど、美味しゅうございました。