芸術の秋の夜長のコンチェルト
石川県立音楽堂ができて10年、そのお祝いで一流の演奏家のコンサートが目白押し。
ブーニンと上原彩子のコンチェルトを聞きに行く。
席はいつもの3階R2列、安っ。
ブーニンがあのショパンコンクールで19歳で第一位をとってもう25年も経っている。
早いもの、でもあのテレビで見た若い時のブーニンの風貌、右肩下がりは全く変わっていなかった。
大きな猫がモーツアルトを奏でているみたいで、面白い、音はやっぱりピカイチ。
アンコールはショパン、いいですね。
彩子さんは、ヤマハの音楽教室出身、それでもってチャイコフスキーコンクール第一位をとるんだから、
恐るべき才能の持ち主。「皇帝」はとてもゆったりと落ち着いて聞かせてくれた。
指揮は山下一史、あのカラヤンのアシスタントだった彼、OEKのゲストコンダクター。イケメン。
秋の夜長、円熟の音に酔いしれた。それにしても外は寒すぎる。
居酒屋「ダリア」秋のプログラム、新顔も登場、飲みごたえ十分。
今宵は寒いから吟醸を燗にする、ちょっと贅沢。
美味しゅうございました。