西洋と日本の出会いは美味かった

外は台風の影響でずっと一日雨。
朝、近くの電化製品の無料回収所にアナログテレビを持っていくが、年式が古いということで、引き取ってくれなかった。
雨の中の労働は水に流れた。一度外出しただけで何もせず、家で骨休め。
毎度のことながら、きゅうりだけは糠床に漬ける、小松菜も漬けものにしてみた。


テレビで久しぶりに皆川達夫先生を見かける。
何やら琴の名曲「六段」とグレゴリオ聖歌とのコラボ。
作曲者不詳の「六段」は西洋の音楽様式と一致するという皆川仮説。
キリスト教禁止令を受け、元の聖歌の意味を隠す必要がったため、かくれキリシタンが伝承したのだという。

両者の演奏はまさしくピッタリ?本手と替手みたい、盛り上がりには興奮した。

雰囲気はこんな感じの演奏。でも最後は琴の演奏が間延びしているみたいだけど。


それにしても80歳を軽く超えている皆川先生の指揮ぶり、語り口は昔と全く変わらない。



今晩は冬みたい夜、寒い、「末廣」を燗して飲む。
つまみはきゅうりの糠漬けと、シェーブルのチーズ。
ブッシュブランっていったかな、フランス産の。


それにしてもチーズと日本酒のマリアージュはなんて美味しいんだろう。
とっても美味しゅうございました。