造り手の熱き思いが人を動かす

圃場番号10760、10740にトマト苗を植える。やれやれ、とても疲れた。

ちょっと順調すぎて怖いくらい。


先日からやまよ姐さんのご紹介、山同敦子さんの「愛と情熱の日本酒」を読んでいる。
私、小さな農家だが、ぐぐっときた。勇気をもらった。
日本酒の低迷ぶり、ほっておいたら小さな酒蔵などすぐにながされる。
手間暇かけた丁寧な仕事を惜しまず、本物は売れるという確かな自信、美味い酒を造ろうという熱き思い。
私が農業に取り組んだ若いころを思い出した。ちょっと泣けちゃった。



農家の熱き思いが野菜やお酒に乗り移る。真剣勝負、手抜きはできない。
さあ今年のトマトは私の思いが味に乗り移ってくれるかな。

ともあれ、読みだすと必ずお酒を飲まなくちゃ読めないしろものだ。
今宵の晩酌は、若鶴で有名な富山砺波の「苗加屋」。
いやあ、美味しゅうございました。

目指すは百の甘露に出会うこと。
やまよ姐さんありがとう、ますます日本酒が好きになったよ。