願わくは酒蔵の復興美田の復活

九死に一生を得たやまよ様のブログを読んだ。
「日本酒を通して東北を救う、ひいては日本を救う」 素晴らしい!

それにかこつけて昨晩、久しぶりにお酒を飲んだ。
体調も悪かったせいもあるが、この非常時に酒を飲むってやっぱり非常識と思っていた。

とても美味しかった。やっぱりお酒はほっとする。

お酒は決して悪い物ではない、節電のさなかのぴかぴかのパチンコ屋に比べれば。
あの惨劇をひとたび忘れさせてくれたり、避難所生活の夜もすっと眠りにつけるのではないか。
お酒に頼るのは卑怯かもしれないが、やっぱり頼らざるを得ないでしょ。地獄絵だったからね。
そんなことを飲みながら思った。

昨晩かなり飲んで私は惨劇をひと時忘れたが、テレビの惨劇をまた見て逆に涙もろくなって、
二人ともおいおい泣いてしまった。かえって逆効果かな。


東北の酒蔵は大なり小なり被害を受けた。

M酒店さんのブログに掲載されていたお酒の新聞の記事。

宮城県(全28蔵)では、7蔵と連絡取れていない状況。連絡が取れたところについては、社長、従業員とも被害の報告はないが、一部社員の家族については被害を受けたもよう。  
岩手県(全26蔵)では、津波の被害が大きかった釜石および大船渡管内の組合員3蔵と依然、連絡が取れない。
その他組合員11蔵からの被害報告があり、一部に蔵全壊、タンク倒壊など再建の目途が立たない組合員もあるという。
また、15日時点で人的被害は含まれていないものの依然3分の1の従業員と連絡が取れていない。  福島県(全73蔵)では、組合員20蔵から被害報告。
一部に蔵全壊など再建の目途が立たない組合員もあるという。

その他被害を受けた蔵元は、山形県24蔵、秋田県19蔵、千葉県18蔵、栃木県17蔵、
埼玉県7蔵、青森県3蔵、新潟県2蔵、長野県1蔵
から蔵、煙突、タンク損傷や酒流出などの被害が上がっている。」


陸前高田の「酔仙」の社長がテレビに映っていた。酒蔵は全くの壊滅状態。
会社の再建よりもまずは従業員の安否が知りたいと涙ながらに語っていた


東北のお酒を飲むことによって酒蔵の復興になるならば飲まないわけにはいかない。
地震が襲った前日に買った秋田の天の戸「うましね」。
今晩、封を切るぞ。



M酒店の東北酒蔵復興義援金箱に今度東北のお酒を買ってお金を投入しよう。