うさぎの芸能

音楽堂邦楽ホールへ「うさぎの芸能」を見に行った。
大向こうの席へ着く。
国本武春浪曲を楽しみにしていったのだが、急病とのこと。



代理は神田山陽、新作講談を披露してくれた。
まずは、江戸里神楽のおめでたい「因幡の白兎」を拝見、まだお正月だと気づかせてくれた。とても賑やかな舞台だった。
次の神田山陽に大いに笑った。
新作で、サンタが出てくるハチャメチャだった。
新作よりも彼の忠臣蔵など聞いてみたいと思った。
最後は清元の「玉兎」の藤間信之輔の舞踊。清元好きの私にとっては少々満足のいかない歌声ではあった。



幕間に、たろうの生菓子と丸八の棒茶をいただく。
お菓子は兎を形度ったもの、セットで300円とお安くたいへん美味しゅうございました。


帰りは晩飯をすし玉でいただく。
珍しい、能登の岩だこ、なまこのすしなどに舌鼓。

妻R子様からアルコール解禁のお許しが出たので、生ビールおそおそに注文。
私たちも寒ぶりを2皿注文したが、入ってくる客の最初の注文がみんな同じだったことに笑ってしまった。

「寒ぶりお願いします。」だって。



百番街で、二人それぞれ甘いものを買う。
私が買った甘味は、諸江屋の塩どら焼きに、抹茶らくがん。
妻R子は萬久の豆菓子に、不室屋の麩まんじゅう。