生物多様性と食は同義語なのです


この言葉、newmoonさんのブログからいただきました。
この言葉にはっとした。
そうなんだよ、生物多様性会議では先進国と発展途上国との利益配分ばかりが報道されている。
生物の多様性をアピールしてほしい。

幾万種のの生物がこの地上から消えている。トキなんかも絶滅においやったのはやはり近代農業の仕業か?
でもやっぱり共犯だよね。
自然との共生の観点から、やっぱり有機農業って脚光浴びられて当然だ。

この夏に行ったけど、兵庫の豊岡のコウノトリの復活はすごい!と思う。

生物多様性って言葉、急にあらわれてきて、なじみがないけど有機農業よりも有名になるかもしれない。
いっそ「生物多様性農業」にしてしまえばいいかもしれない。


世の中の野菜は、いろんな作り方を消費者に示されているけどわけがわからないと思う。私でもわからない。
自然農法、JAS有機栽培、無農薬栽培、無化学肥料栽培、低農薬栽培、特別栽培、慣行栽培、水耕栽培、清浄有機栽培?

野菜を栽培するにあたって、生物多様性にいかに貢献したかというので、もうひっくるめて数値化してしまえばよいのではと思う。

まず、一番は自然農法、虫や微生物に迷惑をかけず、というよりも住処を提供してあげたということで100点。
自家堆肥、自家採種、無化学肥料等は90点、という具合に消費者に訴求する。

たとえば私のミニトマトはJAS有機栽培だが、有機肥料は肥料会社から買っているし、種もF1種、それも世間から遮断された温室。
自己採点で、60点かな、でもやたらと土の中の微生物、小虫、トカゲが多いと思う。
でもこの点数がそのまま価格に反映されるかということだが、まだまだ見た目きれいな野菜重視の日本では難しいだろうな。


虫食いのさつま芋が、生物多様性に貢献した?からといって高値で取引される時代が果たしてくるだろうか。

まそんなことを思いつきで書いたみた。