城崎はシーズンオフにかぎる

今日の台風、金沢を通過したが全く心配する必要なかった。
ほがらか村に出荷している農家さんは台風を警戒しすぎて、今日は売れない、と見込んで平台はガラガラであった。
久しぶりに、今日は朝が勝負と思いミニトマトを2度出荷した。台風が来るというのに、お客さんの購買意欲は落ちていない。
今日も60袋完売。感謝感激。

しつこくまた城崎温泉の事を書く。
今回の旅は金沢から遠い道のりであったが、まるで何か昔にタイムスリップしたいい旅であった。

夜の温泉街を歩く、あー懐かしい光景、移動屋台のラーメン屋のチャルメラが鳴っていた。

関西人はカニを食べに城崎にやってくるそうだ、ということはシーズンは11月から?松葉ガニ?へー。
シーズンオフが私には最高、一泊びっくりするほど安かった。カニは金沢で食べるとして、シーズンの冬は来ない。
「赤石屋」の夕食にもカニが出た、どこ産かわからないが美味しかった。海はつながっているからね、
どこでもカニは美味しい。

早朝、川にえさをやっているおばちゃんに会った。アヒルにえさをあげていると思いきや、清流の鯉にあげている。
のどかな朝の風景。心が癒されるなあ。

朝風呂に入り、散歩してお腹がすいた。朝食は美味しい、何ぼでも御飯がすすむ。ゆどうふ美味しかった。

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外湯のいたるところにあった傘。こんなところにも城崎の優しさが感じられる。
温泉街全体でお客様を温かくお迎えしようとしている。
おりしも石川県の温泉を代表する山代温泉の「ホテル百万石」が破産した。団体客が減った事情もあろうが、
加賀温泉は街全体で集客しようとする姿勢はあまりなかった、と思う。
10月にまた、新しい総湯がオープンする。

城崎に見られた、ゆっくりお湯を楽しむという原点に立ち返るときに来ているのかもしれない。