城崎温泉 外湯めぐり
ようやく目印の地蔵湯が見えてきた。その隣に今晩泊まる宿の赤石屋がある。
荷物をおき、早速浴衣に着替え隣の地蔵湯につかる。
七つある外湯は、里の湯はのぞいて2日間で6湯回った。楽しかった。
以下、めぐった外湯。
柳湯。ちょっと熱め、小さい。ここだけはいてきた下駄を下駄箱にしまい自分で管理する。
まんだら湯。ここもこじんまり、外にひの木造りの露天桶風呂があった。私が入っていると隣に入ってきた。
小さいからちょっと妙な気分になった。
一の湯。とても情緒のある外観、洞窟風呂が有名。
二人で外湯めぐりで歩いていたら、妻R子が「鼻緒が痛い」と私に言った。
そこへ見ず知らずの自転車に乗ったお姉さんが、それをキャッチして立ち止り、声をかけてくれた、だいじょうぶですか?
しばらくしてからキズ番を持ってきてくれた。とても親切な方がいるものだと、感心した。
早朝、宿から一番遠い鴻の湯へ、妻R子が入りにいった。なんとびっくり、昨晩のお姉さまは、ここの女将さんであった。
鴻の湯。お湯もあったかいが、人もあったかい、いい町だ。
外湯めぐりで面白かったのが、下駄かかりのお仕事。
各宿から外湯へやってきて、下駄を脱ぐ。帰りの際、浴衣や持ち物からとっさに判断してさっとお客さんに差し出す。
とても気持ちがいい。城崎ならではのサービスに、感心。
最後は、ババンババンバンバンが流れる、城崎駅の横の、さとの湯。
残念ながら入れなかったが、前にある広場の足湯に浸かり7湯制覇。もう洗うとこなーい。