「愛」はかすがい

このところ雨ばっかり。トマトの背丈も肩の高さまできた。ミニトマトは、ちらほら、赤くなってきた。
でも小さい、二段目の方が大きい。今日は、不要な花をとる。明日は、最高温度15度?の予想。

妻R子の趣味はもっぱら、映画、といってもWOWWOW。
フランス映画特集をやっているらしい。

「どうしてそんなに働くの?フランス人は週35時間しか働かないのよ」

「空いた時間は、見聞を広めて、芝居や音楽を楽しんだり、愛を語らったり、人生をエンジョイするの」。とバカなことを言う。

はたして、週35時間の農業は可能か。
昔から比べたら、農業の機械化、栽培技術の進歩、化学農薬、化学肥料の発達で甚だしく農業に費やす時間は短縮した。
そこで、空いた時間を農業以外の時間に使えばいいものを、また野菜の種を播く。また労働時間が増える。
私も例外ではない。

でも10時間かかる農作業を、7時間で納めるために、集中してやる、無駄なことはしない等の、合理化は見習いたい。


フランスは個人主義の国、会社、仕事よりも、MyLifeが優先。
フランスでは、シングルファーザーが多いと聞く。子がかすがいにはならないらしい。
夫婦、男女のつながりに「愛」は最重要。つまり「愛」が覚めたら、夫婦である必要がない。

映画を見るとしょっちゅう、チュッチュやっている、「ヂュテーム」って言いながら。
でも籍を入れないでいるカップルも多い。
私たち二人の夫婦だけど、お互いの生活を干渉しない、共同生活者って関係かな?
映画見ているときは、二人ともヘッドホーンしているし、食べる時間も違うし、働き場所も違う、思想も違う。お互いに買ったものにケチをつけない。

ときどき妻R子が「ルワンダ!」って叫ぶとき以外は、うまくいっている。よく教育されたな(笑)。


私のフランス映画でのお気に入りは、「コーラス」。何度見てもいい。