フランス人の悩み

今日は、天気予報が外れ、寒かったけどお日様を拝めることができた。
トマトの葉はまだ赤くなっている。ちょっと心配。

温室の側面に防虫ネットを張る。作業も前倒し。なぜならもうすぐGWがやってくるからだ。
おそらく仕事一辺倒になると思うが、気分的にうれし、楽しい。
GWは日本人みんなが、遊びまくる、フォルな(いかれた)ジュルネ(日々)。

最近読んだ本で、フランス人の悩みというのは、日本と全く逆のことが原因みたい。
他人と同じようななことをするようになったとか、
自分の独自性がきえてしまったとか、「人と同じ」ということで心を悩ませるらしい。。

金沢に流れている某新聞のテレビCM,「みんな読むよ!」と、宣伝している。
フランスでは、売れやしない。
私の母などは、「みんなやっているから」「いままでずっとやってきたから」というのが口癖。

大多数が評価してきたこと、長年やってきたことが、農業を含めて、すべての事柄に対しての、
判断基準なのである。

周りと違う農業をするわが息子を、本当のところどう思っているのかわからないが、
慣行農業と、有機農業の区別はぐらいはわかるようになってきた。


母の情報源のテレビからの学習だ。ここ最近テレビでも頻繁に有機農業を報道している。
テレビに映る、イコール、みんなに認知された、イコール、安心、イコール、息子はエライ(?)。
という図式。そこに、母自身の物差しはない。



今日の温室への訪問者、ハクセキレイという鳥。(鳥図鑑で調べた。)

最近妙に鳥に目が行くようになった、年のせいか、鳥が増えたのか、心のゆとりか?