西茶屋 桜まつり

西茶屋街にある、西検番は昨年から、洋風壁の塗り直しや、柱、床などの大改修を終え、12日から21日にかけて
桜まつりと銘打ち、お祝いをする。

早速、初日の4/12(月)に芸妓さんたちの踊りを見に行く。(すきだね〜)

金沢の伝統文化の伝道師、金沢芸妓に関して、顔に泥を塗った、残念な判決がある。

ニュースの記事から引用。


石川県小松市に本社の誘致が決まった日野車体工業(横浜市)の幹部を谷本正憲知事らが料亭で芸者を呼んで接待したのは違法として、費用返還を住民が求めた訴訟の判決が17日、金沢地裁であり、渡辺修明裁判官は知事、当時の県幹部ら計4人に全額約58万円を県に返還するよう命じた。
 懇談は1998年(平成10年)7月、金沢市内の料亭で開かれ、知事のほか県幹部3人と西村徹小松市長、日野車体工業の関係者8人の計13人が出席。
加賀料理とビール34本、日本酒44本が出され、芸者5人が踊りや三味線、笛を披露。
1人当たり約4万5000円で、請求書計約58万円のうち「郷土伝統芸能」とされた約15万円は芸者を呼ぶ費用だった。

 県側の出席者の山田正彦企業立地推進室長(当時)は昨年11月、証人として出廷。
「(芸者を呼んだのは)金沢の伝統芸能を理解してもらうため」
「芸妓(げいぎ)さんは横にいたが、(企業との)会話は十分あった」
などと釈明した。

 傍聴席からは時折、失笑が漏れ、渡辺裁判官も「意味のある打ち合わせを何合もの酒を飲む席でやりますか? 私はまず聞いたことがない」と信じられないといった表情だった。

 この日の判決理由で渡辺裁判官は「酒の量や芸妓の同席に照らしても、意見交換や伝統芸能鑑賞が懇談会の目的だったとは認められない」と述べた。



この前再選された谷本知事。
最近はやりの「金沢ふう」でおもてなしするということで、最もストレートな、最高のおもてなしをしたわけだ。

先方様もさぞ喜ばれたことだろう。

しかし、公人の谷本さん、一企業に対して、ちょっとやりすぎじゃない。オンブズマン石川の言う通り。


12日は自腹で、自分を接待しに行きます。ちなみに料金は、5千円(3ドリンク付)午後6時から8時。妻R子も同伴。