ドバイ

今日、温床線の、検査があった。北陸電力の人が、各農家が持ち込んだ、電熱線を検査する。
電熱線は、さつま芋の芋床や、スイカの苗床に使う。
検査場では、日ごろ接しない大規模農家さんに会うことになる。
大規模農家さんは、お話も大規模である。
この時期は、いわゆる農閑期。農家さんの自由時間が多い。大概は旅行や、温泉に出かける。
大規模農家さんは、当然、海外旅行が多い。
「どこいってきたんや?」「ドバイ、そのあと、イスタンブールの温泉。」

そんな話が、飛び交うのは、毎年のこと。いつも私は、羨ましがっている。


私は、家へ帰って、妻R子にその話をした。「一緒に海外旅行へいこう」と毎年おねだりされる。
私、「そりゃ僕も行きたいにきまってる。でも忙しいから。」

小規模農家のせつないところ。ちょこまか、ちょこまか、年中ありみたいに働く。

金沢ビーンズでニーチェ超訳本を立ち読みした。

旅について、
ただの観光旅行や、お土産を買うだけの旅をしてはならない。
そこで見たもの、食べたもの、感じたものを、自分の人生に役に立つことにつながればと思う。
そこで得られたものが、次へのステップの人生を切り開く旅になればいいと思う。
と、そんなかんじのことが書いてあった。

よし来年は、パリにいくぞ!かも、の冶部煮。


今日買った本。
元JA職員の直売所手引書。お客さんの、期待と信頼にこたえる。