「待ってたわ」と 私じゃないの 旬野菜 

暖かい、めっけもんの日曜日だった。
今日も直売所ほがらか村へ、出荷、今日は特に売れるぞ、と意気込む。
開店直後はまだ平台の野菜たちはいっぱい、隙間がない。
なにせ土日しか出さない、土日農家がいるからね。それと私は農家さんの中でも一番遅い!
しばらく様子見、他の農家さんの野菜を詰めてスペースを空ける。
それを見ていたある農家さん、「そんなに詰めんでも、ここあいとるがんや」とお怒り。
ちょっとイラっときて、心の中ではライオンのように唸っていたが、平静をよそおう。
そのおじさん農家を無視しつつ、袋詰めのサラダを3フェイス並べる。
いい場所を確保しようと思って、農家さんの場所取りは土日は、かなりし烈なものがある。
こんなことで喧嘩になるくらいだから、領土問題でいがみ合うなんて当たり前なわけだ。

だけど、どこであろうとベビーリフのサラダは全部売れるけどね。


ほがらか村には、農家の私がほれぼれするような野菜が時にはある。そんな時は買う。
私をお家に連れって、みたいな。
この前も素晴らしい有機の白菜があったので買う。重い、安い1玉200円。



ビーリーフ 帰りは白菜 姿変え   ダリア


日本農業新聞主催の、「直売所川柳」で見事横綱に輝いたのが、わがJA金沢市管内のAさん。
ほがらか村にも出荷してるんでしょうね、で、その作品。


   おじさんと 「い」抜きで呼ばれ 柿値引き


あるある、お見事!直売所川柳横綱
美人のお姉さまだとついつい鼻の下がでれーっとなるしね。
でもこの私もついこの前はお兄さんと呼ばれていたが、おじさんとか、おとうさんって呼ばれる。
ま、格が上がったと思えばよし。(笑)


いい白菜が入ったので、真中の柔らかいところをとりだす。
子鯵のフライを生白菜に盛り、柚子とオリーブオイル、胡椒をかけて、出来上がり。


白菜の甘味、柚子が上手に魚臭さを消してくれて美味しい。
とても美味しゅうございました。

夜も、野菜たっぷり、あんかけ風の肉だんごにターサイを入れる。
今度は白菜と、エリンギ。




酒は、超美酒の宮城は「萩の鶴」、あっという間に、ズィエンド。
いやあ、美味しゅうございました。