文楽道頭巾かぶってまだ十年

秋に三日の晴れはなし、ということだが長い間晴れていた。




仕事の合間、昼飯もろくに食べず、文楽を見に行った。



金沢駅前の邦楽ホール。
演目は「引窓」と「野崎村」、太夫、三味線弾きがもうひっきりなしに交代。
舞台の人形使いはテレビでおなじみの顔、贅沢な時間を過ごした。

どちらの演目も究極の選択を迫られるからね、とても考えさせる、義理とか人情について。

太夫の切は豊竹咲大夫、全然違う、迫力あるあの声、聞きごたえ十分。
桐竹勘十郎さんのご子息、吉田蓑次さんも船頭役で会場を沸かす。
頑張れ蓑次さん!と心の中で叫んでいた。



帰り、金沢のヴェニス、大野町へ。醤油蔵が並ぶ素敵な町。

ヤマト醤油のしょうゆソフトを食べに行く。
何やらお店を拡張してあってきれい。おまけにジャズが流れていた。


味噌作り教室もあって楽しそう。

醤油蔵のカフェの壁には、こんな看板が張ってあった。世界に輸出している。
フランスの三つ星レストランにも使われているヤマト醤油、金沢の誇り!奥様きれいだし。



まったりした醤油をソフトにかけてっと。
しょうゆソフトは絶品!美味しゅうございました。