タ・プロームはアンジェリーナ寺院と改名せり 主演女優ならだれでもいいわけ?

朝陽も見えず、それどころか、スコール!
1,2時間で雨あがるかと思ったら一日中雨だった。そんなの聞いてないよ。

カンボジアで一番人気のジャヤヴァルマン7世が作ったアンコール・トムへ。
スコールで躊躇していたら、横を象が通っていった。(笑)



いよいよ南大門からアンコール・トムへ入る。




規模はアンコール・ワットよりも数段大きい。
この城壁は圧巻、雨で濡れたせいでまるで不気味な要塞都市だ。



第一回廊はチャンパ国と戦った時の様子がレリーフとして描かれている。



これはなんと出産シーン。




アンコール・トムの心臓部。
ベトナムからの団体客の一人がタバコを投げ捨てた、世界遺産に。
ガイドのひなちゃんが嘆いていた「マナー悪いのイチバン中国、韓国、ベトナム


バイヨンの観世音菩薩の四面仏塔、素晴らしい!


京唄子似の仏塔の前で記念撮影。左から2番目かな。
勝利の門から出て、アンコール・トムとさよならする。
バプーオン、ピミアナカスをまわった後、車に乗って移動。
相変わらず雨、ぐじゃぐじゃの道をしばらく歩き森の中に入る。
どんな光景が待っているか、胸が高まる。

あるフランス人がジャングルの中で、アンコールワット遺跡群をリディカバーした。
ガジュマルの木は伸び放題、寺院は荒れ放題であった。
唯一、タ・プロームだけが当時の面影を残したまま保存されている。

橋もガジュマルの木でしばしば壊されている。


おー、おー!



凄い、こんなの見たことない!



ここは映画「トゥームレイダー」のロケ地で有名、日本人多し、記念写真は順番待ち。



木が寺を犯しているー!って 、日本からのお姉さまが、ぼそっと言っていた。



ガイドのひなちゃんによると、カンボジア政府は今、この巨木を切って、
古い寺院を守るべきか、
切れば観光客が減りはしないだろうか、と天秤にかけているそうだ。
なんとも難しい判断。
私の意見はやっぱりそのまま残すべき。
だってこれ見に来たんだもん。