お彼岸に悲願実りてカンボジア

金沢から関空近くのワシントンホテルに前泊して、いざベトナムへ。
日航との共同運航のベトナム航空に乗る。
エンジ色のアオザイに身を包んだ美しいフライト・・、やっぱり私的には憧れのスッチーさん、
今回4回飛行機に乗ったが、一番サービスが良かった。
隣の紳士につれられて、一枚パチリ。



今回の旅の最初の食事は機内食、なんと金沢の郷土料理の冶部煮のついた洋食?をチョイス。
ベトナムに向かう空の上で冶部煮を食べられるとは思ってもみなかった。
飲み物は、月桂冠。ビールばっかり注文しているようだけど、日本人なら日本酒を飲め!



6時間のフライトを終えて、ホーチミン空港へ、乗り継ぎの手続きを終えてほっと一息。



さすがは南国、空港待ち合いには美しいランが咲いていた。

次の航空機はシェムリアップに向けて、カンボジア・アンコール航空に乗り継ぎ。



席は非常口の横、あんまりて言うかこんな席ありえないんじゃないの。
でもカンボジア人のスッチーさんの真横、ずっとシェムリアップまでおしゃべりしていた。


きさくというか、たくさん質問されたり、質問の応酬。
なんで日本のパスポートには赤と青があるのかとか、この会社は国営なのか、英語教育、
シェムリアップの町のこととか。
他の大勢の客にはニコリともしないのにね。
彼女が配ったサンドイッチとミネラルウオーター。
これでも貧しい国のカンボジアではおやつにしても精一杯の機内食なんだよね。



そのあと機内では出入国カードが配られ、記入に困惑する。

シェムリアップ国際空港に轟音と共に着いた、ちょっと荒っぽい運転。
彼女に楽しいひと時を過ごしたことに感謝をしてお別れする。


入国手続き、これは一番緊張した。ビザの提示のあと、右手の指紋全部取られた。
初めての経験、係官のおばちゃんの形相はものすごかった。
今でも思い出したら恐い。「ボーシ!」


ようやく開放され、出口へ進む。現地人ガイドの歓迎を受ける。
日本人より日本語が上手な通称「ひなちゃん」。これからお世話になる。
すぐに車に乗り、夕食を食べにレストランへ。

いきなり右前方より幽霊みたいな物乞いのおじさんの歓迎を受ける。



ここへ来たならば、まずはアンコールビールで乾杯。
これから毎日アンコール。
料理はココナッツのカレーと、野菜の炒め物、川魚のさつま揚げのようなもの。
観光客向けだから、香辛料とかきつくない、て言うかもう少し味付けてもいいくらい。

今回のツアー、私たちの他に鳥取から来られた日の出マニアのご夫婦一組。
後から聞くとアンコールワットの真ん中から昇る太陽を拝みにきたみたい。
さあ、明日はアンコールワット、日の出はいかに?