人類の未来を救う微生物

わが家の宝物の有機圃場は、春から秋にかけてトマトを栽培する。
収穫後は冬に向けてベビーリーフを栽培するといっても、そんな野菜名はないが、
ほとんどがアブラナ科の葉っぱだ。収穫できないものはほったらかし、あとですきこむ。
アブラナ科の作物はトマトのセンチュウ害を軽減してくれる。一石二鳥。
もちろん微生物が生の有機物をエサにして、土を浄化してくれる。



野菜が出荷停止になった福島の農家は、仕方がないから手間のことも考えて畑にすきこむ、
それに待ったがかかった。
厄介なセシウムという放射性物質。30年でやっと半分?
下手にすきこむと土中深く長期にわたって居座り続け除去できない。
幸いなことにアブラナ科の植物がこのセシウムを土の中からよく吸ってくれるらしい。
しかし残念ながら土は汚染されているのには変わりはなく、放射性物質が残留する可能性が高い。


そこで、待ってました!微生物様!!たっぷり!

あのチェルノブイリの原子炉の中で、なんと放射線を吸収して生息する微生物が発見されたから驚きだ。

http://now.ohah.net/earth/ecology/index1.shtml?soil/1.shtml

「微生物が未来を救う」の著者、私の大好きな小泉武夫教授も絶賛しているのかな。
彼は福島県小野町の酒蔵の出身。御実家はたいへんな被害を受けたのではなかろうか。




お昼ころM酒店へ行って募金してきた。「蔵元応援募金」!
御主人とお話ししたが想像以上に被害がひどいらしくお酒がみんな流れてしまったり、
はたまた酒蔵全部がなくなってしまったり再建が危ぶまれているらしい。



募金のはずがまたお酒を買ってしまった。
とても楽しみな日本酒?をゲット、すみの様が泣いて喜ぶかも。
いつになるか福島第一原発の事故の終息をお祝いして飲むことにしよう。