国際生物多様性年 金沢で締めくくる

お昼から、陽気に誘われ、自転車で金沢駅に向かう。
ちょうどルー大柴のコーナーが終わりのあいさつをしていたところだった。
彼の後ろのには、「MOTTAINAから考える生物多様性」生き物のみんなでトゥゲザーしよう!


交流ホールの「地球いきもの広場」の展示コーナーで釘付けになる。




おー愛しのおときさん、ロングタイムノーシー。

生物多様性のシンボル的存在、石川県は、再びトキが能登の地に舞い降りて、えさが豊富にある里山の環境作りに必死に取り組んでいる。


2010年という年は「国際生物多様性年」と決められ、
一月のベルリンから、パリ、ニューヨーク、名古屋と続き、ここ金沢でクロージングイベントとして締めくくられたのだ。
残念ながら、本イベントに応募したが、抽選に当たらず、ミーシャの歌も聞けずじまい。





石川県の里山、特に能登の事例を多く紹介してあった。

金沢大学が取り組む、「能登里山マイスター養成プログラム」に興味を持った。
生物多様性に配慮した農業に、広く能登に人を呼び込む作戦。
里山マイスター」の対象者は、45歳以下のやる気がある人、要はやんちゃくれみたいな人(笑)、
2年間受講生として奥能登の学舎でサタデー、フライデーナイト学ぶ。卒論もある。

金沢大学はもちろんのこと、石川県、自治体、NPOそして地元の農林業者がバックアップしてくれる。
地元のおばちゃん、農業者が教壇に立ち受講生に「伝統知」を教授する。

講義の内容はというと、「持続可能な農業に関する最先端技術」「能登の歴史と文化」「有機栽培一の字農法」
マツタケ山作り」「炭焼きは地球を救う」「付加価値及びブランディング戦略」面白そう。

ある意味とてもうらやましい。
「子は宝」はいうまでもないが、「新規就農者は宝」。
能登にとって、日本にとっても大切にしなくちゃいけない。

兵庫の豊岡のお手本があるのだから、能登にトキが再び舞い降りる日もそんなに遠くないと思う。


久しぶりに自転車に乗り、疲れたけど気持ちよかった。
今宵は「黒百合」のおでん定食で、クロージング。