真似されたら本物だ

今朝、ほがらか村へ、ベビーリーフを出荷。
売り場に行ったら、あれっ、まだ昨日の野菜が残っていると思いきや、
私のベビーリーフの形態とそっくりのものが並んでいた。
手ごわいライバル出現か?

数人のお姉さまたちに囲まれ、私のベビーリーフと類似品とを比較し始めた。

「昨日これ買っていったけど美味しかった。」と、お姉さま。
「類似品にご注意を」と私。
「これ今日とったものと違うみたい、もう黄色くなっている。」と、別のお姉さま。
「私のは今朝とったものですよ。」つかさず新鮮さをアピール。



昭和天皇の料理番、故秋山徳蔵氏の名著「料理のコツ」の中にこんな一節がある。


『野菜類となると、新しければ新しいほどよい。理想を言えば、畑からとってきたものということになる。
 そんな野菜なら、なるべく手をかけないで食べると、美味さも最上だし、何より健康的な食べ物だ。
 その点、農村の人は、都会人が逆立ちしてもおよびもつかない美食を味わうことができるわけだが、
 不思議と田舎の人は野菜をクタクタに煮殺して食べる。美味求真の上からも、栄養上からも、惜しみて余りあることだ。』






そば粉のパンケーキと、畑から直送の有機ビーリーフのサラダの朝食。