映画「武士の家計簿」

ずっと雨、金沢の町を走る。

映画「舞妓はははーん!」で、京都が舞台のお話なのに、なんで金沢の主計町が出てくるの?
と、お怒りになっていたMさん。そう言われればそうだ。
東宝さんの言い分もあろうが、京都のお役に立った、というか下請けになり下がった。
金沢には舞妓はん、いません。ぜひ金沢の芸妓さん総出演の映画を東宝さんに作ってもらいたい。



金沢の至る所でやたら目にする映画「武士の家計簿」のポスター。
なんでこんなに?と思ってのぞいてみたら、金沢が舞台になっている。


で今度の映画は、主人公は加賀藩経理係、猪山家の跡取り息子。
出世はするが、冠婚葬祭や、年中行事の出費、交際費などが、なぜか家計を圧迫する。
家族総出で、いらない家財を売り払い、借金を返済するも、まだ1千万円以上も返しきれない。
家計立て直し計画が始まる。
その計画とは?



・家計簿をつける。

 まんじゅう一個まで、記録。
 かかった費用はその日につける。


・知恵と工夫で、毎日の生活を乗り切る。

 驚いたのは、鯛の絵を描いて、ご飯を食べる。鯛と思いながら、さんまを食べる、私がいつもやっていることだ。(笑)

この映画は、江戸から明治の激動の時代の公務員様のお話だが、今の生活を行きぬく知恵になると思う。


節約も大事だ。
無駄使いはやめても、生活を豊かに、人生を楽しく過ごす贅沢はケチってはいけないな。