バーバーズダイニング 目指すは6次産業

昨日、近所にできたイタリアンの食べ放題のお店に、妻R子のおごりで行ってきた。
オリーブというお店。トマトのパスタとマルゲリータ、それに食べ放題の前菜とデザート。
もとを取ろうとついついおなかいっぱい食べてしまう。
コーヒーやソフトドリンクも必要以上に飲んでしまう。案の定、家へ帰って、調子を崩してしまった。


今日テレビで紹介していた岐阜県中津川の、「バーバーズダイニング」。


http://nakatsugawa.info/lunch/bahbah/index.html

http://chicory.saladcosmo.co.jp/babazu/


農家の婦人部が作った農家レストランって感じ。子や孫にいつも自宅で普段つくっているものを気取らず提供している。
食べ放題1380円、シルバーは1180円。
バーバーたちが、朝、畑で収穫した野菜が2時間後、お客さんの胃の中に消えていく。

もともとは、野菜の直売所を立ち上げたが、もっと野菜の魅力を料理という形でアピールした。
これまでに作った野菜中心のレパートリは、2千種類、毎日80種類がビュッフェにのぼる。

なすや、きゅうりが豊富にある時期、調理法次第で別の料理に化ける。
若い農家の嫁さんが言っていたけど、「野菜ってすごいなあ。」ほんとにすごい。

こんなレストランが、地方にどんどんできたら、みんな農業にやる気が出て、面白い。
農家に永久就職するお嫁さんが確実に増えるだろう。

全農家が目指すのは、6次産業だ。直売所で消化不良の人は、「バーバーズダイニング形式」が次のステップなわけだ。

朝、ミニトマトをとってひとひとつパック詰め、へたが取れたから、商品価値が下がるとかなんかあほらしくなってくる。
農家レストランだったら、すべてが商品になる。
私も、「ピッツア屋さんやってみたいな」なんて夢みたいなことをつぶやいてしまった。




能登の輪島で誰かやってくれないかな。写真は輪島の茅葺の三井の里。こんなレストラン素敵だろうね。
金沢から1時間2時間、車とばしてランチを食べに行くなんて全然平気。

ただし輪島のおばちゃんたちが作った野菜、その日に港で上がった魚や、偽装していない貝が食べれるのならね。