シザーハンズにおびえる毎日


今朝はやっと3回目の収穫。これから毎日収穫する。まだ朝6時からでもOK。

普段は全く農業に、ノータッチの妻R子。先日届いた「現代農業」を読んで目覚めたのか、

「梅雨の時期は風とうしを良くしなくてはいけない、私が剪定する」

「間隔を90センチにして、スカスカにする」と言いだした。

ちょっと待ってくれ。

彼女の頑固さは鉄より硬い。
これまでも、必ず私のお願いしたことと真逆のことをする。
やっと折り合いがついた。ミニトマトの木を実験用に4本を、
好きなようにしてもいいからということで、その場はおさまった。
あとから見に行くとその4本のトマトの木は、私が思うに、かわいそうな無残な姿になっていた。
「ちょっと葉っぱ切りすぎた」妻R子は明るく、不気味に笑っていた。

でもある日突然、温室のミニトマトが半分になっている光景を目の当たりにするかもしれない。
彼女ならやりかねない。
チョキチョキ、チョキチョキ、シザーハンズにおびえる日々が続く。

でもシザーハンズってほんとは心優しいんだよね。