清潔さも美味しさ

久しぶりにほがらか村に、出荷した。
生まれて初めて、アスパラガスを平台に並べた。
店内で、買い回りをしている間に、ほとんど売れてしまった。へー売れるんだ。


気を良くして、自給野菜の苗を、松下さんへ買いに行った。

夏ネギの苗、しょうがの塊、ズッキーニ、白いトウモロコシ。

金石の北町に前から、気になっていたラーメン屋「一心屋」で昼食をとる。
いつ行っても、車であふれている、今日もいっぱいだったが、店員さんの誘導でうまく入店。
店内は超満員。ボードに名前を書き、食券を買ってしばし、待つ。
丁寧な御案内で、ようやくカウンターへ。
店内は、黒とシルバーの2色で、と統一されていた。こぎれいなオープンキッチンで、
中央には、センスのいい、炊飯器が目に付く。
寸胴も、柳宋理に見えてくるから不思議だ。清潔感が漂う。
ラーメン屋にいることを忘れてしまう。大人の雰囲気。

スタッフは黒のTシャツ。渋いご主人と、モデル雑誌から抜け出してきたような美人の奥さま、
二人が厨房というステージに立つ。

ラーメンを作る様はまるで、息の合ったカップルのダンスを見ているよう。
めちゃくちゃ忙しいはずなのに、ゆとりの笑顔で男性中心のお客にふるまう。
店内は、ジャズの音楽が流れる。
ラーメンは、鰹のだしが効いた豚骨。無料の御飯が進む。またじっくりと味わいたい。
一人一人に、当り前なことだけど謙虚な姿勢で「ありがとう」を連呼する二人に、
正直ラーメン以上に感激した。


清潔さが、美味しさにつながるなあ。

私の農業にも十分刺激を受けた。かたつけも仕事。いつも妻R子から指摘されている。頭痛いな。


JAZZの名盤、「フライ・トゥ・デンマーク」。もう私のCDは音が、飛ぶ。