野菜と祈り
昨日は、妻R子のママのお見舞い。
今日は、母のいつもの通院に出かけた。みんな年をとったなあ。
診察が終わる間、ビーンズで暇つぶし。この本が目にとまり、つい買ってしまった。
牧師さんが書いた、農業本。
「農具」の章に注目。
農具の反対語は、武器。
人を殺す道具だ。
しかし農具は、人の命をはぐくむ道具である。
命を生み出す道具だ。
武器がすべて農具に変わる日を夢見ている。
その日は必ず来る。
人間がお互いを殺しあう武器の開発をどうしてしたのだろう。
自分のおろかさを認める日がやがてこの地上にやってくる。
星野牧師もデンマークの素晴らしさを説いている。
グルントィ(牧師、政治家)が「三愛精神」を訴えた。
荒れ地から、「乳と蜜の流れる地」へと導いたのだ。
グルントィが引用した旧約聖書の一節。
「主は国々の争いを裁き、多くの民をいましめられる
彼らは剣を打ちなおして鋤とし
槍を打ちなおして鎌とする
国は国に向かって剣をあげず
もはや戦うことを学ない」
旧約聖書 イザヤ書2章4節
感動のあまり妻R子と二人で泣いた。