命がめぐる農場 その1


金子美登のNHK「プロフェッショナル」を見た。カリスマ農家というよりは、雲の上の人だ。
もし過去の私と置き換えるならば、離婚、家族離散、デューダ生活を余儀なくされたであろう。
農家はいつのまにか、野菜担当、米担当、家畜担当に仕分けされた
3つを全部やることによって、彼の「エデンの園」計画は一歩進むことになった。
しかし成功した、本当の要因は、彼のたゆまぬ知恵と工夫、流した汗、パッション、によって、楽園を作り上げた。
奇跡だ。
この命がめぐる循環農業こそが、真の有機農業であろう。有機JAS野菜とは、別格の「ミラクル野菜」である。
有機農業私やってますと、言うのが恥ずかしくなってくる。
名ばかりの有機野菜を作っているが、私の農業収入の半分程度作っているにすぎない。
ただ彼のやっている有機農業が、有機だといわれても私みたいな、有機JASの認証を取っていろ農家は困る。
消費者にも、金子さんみたいな農家ばかりが、有機農家だと錯覚されても困る。

でも少しでも、彼の域にちかずきたい。

この番組で気に入ったフレイズ。
・農業は最高のキャンパス
・ベストを尽くす
・がまん
・作物の声を聞け
・困難こそ楽しめ
・こんなおもしろいことはない


どれも共感できるが、むずかしい。今月早速お会いすることになった。今から楽しみにしている。