東は白、西は青好み

三つ葉が、何十年ぶりに復活した、ていうか見よう見まねで、私が初めて三つ葉を作った。
難しい芽出しの技術を、覚えていた。

私が小学生だった頃、亡き父が水耕栽培三つ葉に取り組んでいた。
この時期は高値でいいが、夏場は容易に作れずおまけに安値、下葉とりにも手間がかかる。
とても苦労していたと、幼心に思っていた。
どれくらい続いただろうか、よく口癖は、
「年間通して出さんと、市場に信用してもらえん。正月目当てに作っても駄目なんや」。


今回その正月目当てで作った。(笑)
金沢の雑煮に欠かせないのが三つ葉、と言いたいところだが、
加賀野菜の一つ、セリ。
諸江地区を中心にたった6名の生産者がこの時期、せっせと出荷作業に追われている。
横殴りの雪の中、大変だ、とても細いのが特徴、独特の歯触り、香り。


本日三つ葉とベビーリーフを、ほがらか村に出荷。
平台はとても寂しかった、さすがの雪に他の農家、出荷を見合わせたかな。
広い平台に、三つ葉をめいっぱい出す、近くに一把440円もする、セリが鎮座していた。
一時間足らずで全部売れちゃった。
飛ぶように売れた、フライング・ミツバ!


明日以降、量と、値段を変更。ちなみに市場の値段、京都産、100g115円、愛知産86円。






年賀状さっさと書いてよかった。

残り3日間、猫の手でも借りたーい!