あら楽し思いは晴るる身は捨つる浮世の月にかかる雲なし
外は荒れ狂っている、クリスマス寒波が到来。
田村正和の大石内蔵助、忠臣蔵を見た。
表の雪の音で大石のセリフが聞こえない。
て言うか、忠臣蔵ハイになって興奮している。今晩は風がとても強いが、まるで討ち入りかと思わせる寒さ。
いやあ、実に面白かった。
いよいよ大石内蔵助が江戸に下るのを決意し、その正体を隠すために「九条家用人・立花左近」を名乗る。
小田原の旅籠で本物の立花左近と遭遇してしまう。
本物の立花左近に扮する、北大路欽也。まるで勧進帳のやりとり。証拠を見せろと迫った。
赤穂家の家紋を見て、彼はすべてを察した、殿の仇打ち、忠義心。まるで富樫だよね。
おまけに道中御無事でと、通行手形を手渡す。ほんとにこんなことがあったのか。
「東下り」。
笹や笹笹笹や笹笹はいらぬかすす竹は大高源吾は橋の上明日待たるる宝船
「奈良丸くずし」も口ずさむ。
四十七士のいさおしがめでたく主君の仇を討ち朝雪ふみしめ泉岳寺空も心も日本晴れ
生き残り?隠し子?