農家はみんな人殺しか?
今日は暖かい。
いも掘りを終えたすべての畑をトラクターで、すきこむ。
3時から、Mさんからもらったもみ殻を、わら、種菌、ぼかしと順に積み込む。約400キロ。
積み込む際、長靴でダンスしながら踏み込む、右手でホースを持って水をかける、の繰り返し。
すっかり夕方、フラメンコを見に行くのを忘れてしまった。
3ヶ月後にはもみ殻堆肥ができる予定。
古本屋で買った本。
養老教授の「いちばん大事なこと」。
虫のオーソリティー養老教授によれば、
「自然の中で生きている虫は、自然というシステムを構成する要素であり、どの虫も、欠かせない存在だ。
このシステムは複雑なものだが、それを破壊するのはいとも簡単である、他方現在の人間の能力では、
システムを再構築するのはほとんど不可能である。
だからこそ、安易に自然のシステムを破壊してはいけないのである。」
こうも言っている、自然のシステムを壊すのは、人殺しと同じである。
生物多様性を維持するというのは、その複雑な巨大な自然のシステムを壊さないということだ。
彼に言わせば、農家はみんな殺人者か?うーん、ちょっと極端だよな。