輪島朝市 直売所のルーツを見た
昨晩は、輪島のスーパーでPさんにごちそうを買ってもらい、Pさんの自宅で宴会をした。
さすがに浜どころでスーパーの海産物コーナーで目を丸くした。
刺身、さざえ、海藻等、山もりの品ぞろえ。もう見ただけでおなかいっぱいになった。
輪島にほぼ単身赴任できている、Pさん。結局妻R子は次の日もそうじとおかたつけ。へとへと。
私は、16日に母と実家の墓参りの約束をしているので、妻R子を残して一人で金沢へ向かった。
せっかく輪島に来たのだから朝市によってみることにした。朝7時の朝市は人もまばら。
でもおばちゃんたちの店は、活気があった、ねんきの入った掛け声。能登はいらんかいね。
先月、輪島であわび祭りというイベントがあったらしい。海女さんたちが採ったあわび、食べてみたいな。
このお店で、サザエご飯を買う。朝飯にした。
イナチューの西洋美術館?朝市通りにめちゃくちゃ違和感がある。
ブルーシートさえあれば商売ができる。朝採った野菜を並べて、即売る。現金にかえる。
世間話に花が咲いていた様子。のどかだな。
ここ数年直売所はおお流行りだが、農家が直接野菜を売ることは大昔からやっていたことなんだ。
お盆の期間中、ほがらか村へトマトを平台に並べていると、「私たち東京からきたんです!」
という、若いカップルにあった。4種類のトマトを説明してあげた。
「このトマト作ってらっしゃるんですかー?
私、直に農家さんから買うの、うまれてはじめてかもしれなーい」
東京の人たちはやたらうるさくてしゃべる。
でも直売所での作り手と、買い手のおしゃべりは楽しい。
直に農家を見たのが初めてという彼女、とても悲しい気がする。
都会で普通に生活していて、そういえば両者のマッチングは無いに等しいかもしれない。
輪島朝市で直売所のルーツを目にして、そんなことを思い出した。