山を甘く見るな、ハイ!

長い長い夏休みに入った、妻R子。
ちょっと暇ができたので、どこか行きたいとこないのか探しておいてくれと尋ねていた。

たとえば、勝沼でのワイナリーでワインを飲むとか、滋賀の佐川美術館の茶室を見学するとか、
岐阜の郡上八幡の踊りに参加するとか、どう?と提案するが、全くのってこない。

妻R子、「行きたいところは、パリ!」

勝手にしろ!「おひとりでどうぞ」というので、燕岳への登山を決めた。
水を得た魚のごとく、パッキングし始めた。

「生命保険と、隠し預金の通帳おいてって。」と、妻R子の一言。


一昨年の山行き、妻R子の完璧な登山計画書に基づいて行動する。
ここで、このお菓子を食べる事も、この計画書には書いてあった。

双六へ向かう花見平付近のお花畑。。