大野 宝生寿し

最近とみに外食業界では、地産地消のお題目を掲げて、野菜を中心としたメニュー作りが盛んだ。
金沢でいうと、野ふうど、メグ、といったバイキング形式のレストランが人気となっている。
先日、そのメグダイニングへ行って満足したが、妻R子がこぼした言葉、
「いつも食べているもの?」と、不満気、私も納得。

確かに野菜を作っている農家が、いざ外食となると、日ごろ食べれないもの。やっぱり、おすしだよね。

ということで、お盆恒例の食事会は、近くの大野、宝生寿しに決まった。


http://www.housyouzushi.co.jp/ten/main.html


お昼のAランチ、2100円。つきだし、おまかせの9巻、吸い物、醤油アイス。

回らないすしとしては上等。追加で赤にし貝を食べた。七尾湾でしか取れないレアな貝、こりこりの貝。初めて食べた。

大野は、金沢では有名な醤油蔵が立ち並ぶ、情緒のある町。醤油がやはりとてもインパクトがあった。
母の時代、私の生まれた町からここ大野まで、橋一本かかっていたが地続きであったが、金沢港の整備によって海を隔てることになった。

宝生寿しの奥にかかる橋の向こうは、我が家に通じていたんだな、と思うと感慨深げであった。

まぐろ、いか、あじ、醤油、がり、印象的だった。また行ってみたい。

美味しゅうございました。