シェフは農家の代弁者

ここ何日も晴れ続き、太平洋側みたい。ちらちらほがらか村にミニトマトを持って行っているが
明日から、ジャコムへ出荷する、今シーズンがスタート。
圃場番号、10730、10740、ななめ誘引、誘引具の取り付け、花の剪定ほぼ終わり。

フランスで、農家をやっている山下朝史さんの番組を見た。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/1213

いろいろなな経歴の持ち主でとても魅力的な人だ。
番組の中で、奥さんが本音をチラッとのぞかせていた。
「奇跡のカブ」が高値で買われているとしても、農産物だけを売って暮らしていくのは至難の業だと思う。
農業は自分と向き合う時間が大半を占める。自分との葛藤。自己満足と落胆の繰り返し。

でも彼があそこまでやれるのは、その出来栄えを評価してくれるシェフがいること。
三つ星のシェフの貪欲な研究心と、山下さんの愛情が注がれた野菜たちのマリッジなわけだ。

三つ星のシェフは、山下さんの野菜の代弁者なわけだ。



山形の奥田政行もまた、農家を応援し、勇気づけ、野菜の底力を発見してくれる、代弁者だ。
魔法をかけられるのかな。
素朴なしゃべりも農家を和ませてくれる。
マスコミに登場しないが、全国各地に彼みたいなシェフがいると思う。


http://www.nhk.or.jp/mission-blog/missions/42661.html#c32921



今日の朝のサラダ、カブはまだ研究段階だが、美味しいのはびっくりするくらい、甘い。
何かと厳しい妻R子だが、これには驚いていた。私は思わず「Yes!」とガッツポーズ。
とりあえず、私の野菜作りの目標は、妻R子におほめの言葉をもらうことである。ワン!