2010-01-23 正蔵の弁慶 歌舞伎 落語家の林家正蔵が、勧進帳の弁慶を演じたのだ。 BSのTVで、銀座の落語まつりを報じていた。 てっきり、落語でもやるのと思いきや、歌舞伎なのだ。 セリフを覚えるのは、得意中の得意。 踊りや所作は、お世辞でもうまいとは言えない。 でも、その一所懸命さが、お客に伝わる。 私にもその不器用な、ぎこちなさの、一生懸命さが伝わってきた。 「ハヤシヤ!」客席は満場の拍手。 一生懸命は、人の心を動かす。 涙あり、笑いありの、感動ものの舞台であった。