これわいせ!口ずさむ春の妙成寺


羽咋にある妙成寺へ、Aと3人で「五重塔まつり」を見に行った。
着くや否や、奴行列が始まった。グッドタイミングだった。




奴さんって、滑稽でどことなく面白い。えーえーえ、奴さん、どちらゆくう。
妙成寺のゴーンという鐘の音がまたいい感じ。

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有名な五重の塔や本堂、庭園を散策、本堂前では美味しいもののお店が出店していた。
手打ちそばと、おすし、いがら饅頭に笹餅をお昼食べた。


いよいよ、本堂で小唄の演奏会が始まる。
待ってました!お師匠並びにお姉さまたちの晴れ姿。




隅田川さえ さおさしゃ届く なぜに届かぬ胸の内・・・」最後の唄、よかったな。
階段を降りたところで、お師匠さんが待ち構えていた。妻R子は初めてごあいさつ。

ほめられて 照れ照れ笑う 卯月八日


今日の最後の演目、駐車場前で押水のよさこいソーランの演舞を人生初めて見る。へーって感じ。
建築を学んでいるAにとっては、興味を示すところは建造物。
そんで気多大社にもよる。

千年生きているらしいタブの木の御神木で異様な光景を目にした。


大木であったタブの巨木が中おれして、その途中から松の木が生えていた。
その松は腐りかけているタブの木の中に根を生やし、そのまま地面に達し地下からも水を吸収している。
そしてタブの木自体を支えている。はたしてそれでもタブの木と言えるのか?横からはタブの木の子葉が伸びいるとはいえ。

この光景を見て各人いろんなこと考えたみたい。


宇ノ気の西田幾多郎記念館にもよる。この建物の建築家は安藤忠雄
何度来ても、よくもまあこんなの作ったなと感心させられる。何度来ても飽きない、新しい発見がある。





五階展望室から見る、きらきら輝く川、緑の河北潟、真っ白な夕焼け、白いつつじ。
でもたったこれだけの広さ?狭い、妙成寺の国宝五重の塔も近くによれば、これなの?いやにちっちゃくない、って感じ。
まさしくこれは、安藤マジックの現代の五重塔だよね。

Aも歓声を上げてカメラのシャッター押しまくり。



この奥の「哲学ホール」は、一転、木だけの内装。まだ一度も演奏を聴いたことがない。ぜひ行きたい。