金持ちになれる妙薬

リンボウ先生の、「節約の王道」の中で、気に入ったフレーズがあった。
江戸時代の、井原西鶴の「日本永代蔵」の中にでてくる、「長者丸」。

お金持ちになれる薬の「長者丸」の漢方薬の配合が描かれてある。

「朝起き5両、家職20両、夜詰め8両、始末10両、達者7両、
 この50両を細かにして、胸算用秤目の違いなきように、手合い念を入れ、
 これを朝夕飲み込むからは長者にならざるということなし」


それなら農家はみんな長者(お金持ち)になれるということか。

朝起き5両、この辺の農家は、朝3時からおきて働いている。50両のうちの配合は10%。

家職20両、農家は転職を考えずに、天から与えられた職業に励みなさい。

夜詰め8両、私は夜も働いている。早朝仕事よりも夜の仕事の方が3両も多い。

始末10両、とは節約、無駄使いはしない、倹約に努める。

達者7両、とは健康に留意して病気にならないようにする。

昔の人なら当たり前かもしれないが、一生懸命働いて、健康であるって、最高だね。

私も井原西鶴林望の人生観に近づきたい。



西鶴さん、

トマト3両、野菜中心の食生活。

アルコール1両、も加えてほしいなあ。