タリアテッレアグリツーリズモアリベデルチ

今回の視察で一番楽しみにしていたこと、それは、
イタリアの家族経営の有機農家に会えるということ。
ミラノ郊外、行けども行けども畑、畑、
二時間近く走っても変わらない景色。
ようやく農家民宿の、アグリツーリズモの看板現る。
ボンジョルノ!!



父、母、男兄弟二人、合計四人それに繁忙期、モロッコ人一人。
有機畑を見せてもらった。





カリフラワー、ロマネスコ、チーマデラーパ、縮緬キャベツなどなど。
この辺りはパルミジャノチーズのための牛がやたら多い。
で、牛ふん主体の施肥とのこと、地産地糞、納得。




それにトマト。見た目関係なし。
わが農園と変わらない。万国共通、うれしい限り。
トマトもソースや、ピューレ、加工に回す。
ぶどう、果物、小麦粉、すべて有機、ビバ、ビオ!



マンマ特製の昼食をいただいた。
自家製小麦粉で焼いたパン・・




でた!ビオワイン!美味い!





出てくるお料理どれもが、シンプル、素朴。





これも、野菜本来の味で、濃い、チコリやビエトラ?
でも、正直わが自家菜園でもこんな感じかな。





これは、ココでしか食べれない手打ちタリアッテレ!また食べたい!!





これもサラダ、このドレッシングもシンプル。
思い切って息子に私のヘタなイタリア語で聞く。
「オーリオ、サラーテ、バルサミコ?バスタ!!ボーノ!」


最後は、ドルチェとエスプレッソ。
ボニッシモ!!







食事中私たちの質問に答えてくれた。その中から見えてきたものは・・
儲かってはいないなあ、有機のぶどうは手間がかかる、栽培はむずかしい、それが一番の悩み。
でも二人の息子の将来を見据えて、農家民宿へ投資。
有機野菜、有機ワインの生産に誇りを持っている、などなど。

都会の便利さや喧騒、スピードの中よりも、田舎の農村のスローな暮らし、
そこが
人間が幸せに暮らすのはこうした環境の場所かなと、確信した。






グラ-ツィエ、モルトジェンティーレ、アリベデルチ!!

BioAgriturismo Certificato alle porte di Reggio Emilia
http://www.podereacquechiare.it/